広いお家の片付けサポート
ご両親から引き継いだお家で、納戸の片付けをお手伝いした時のお話です。
とっても広い家の広い納戸。
築50年ほどの昔ながらのお家で納戸は土間仕様。
ホコリや虫も入りやすい場所でかなりのホコリとゴミでいっぱいだった。
4時間を2回。合計8時間かけてお客様と一緒に片付けました。
出てきたのは、たくさんの食器。何に使ったのか分からない木材。
同じようなザルが4つ、ホウキは5本ほど。
他にも書ききれないほど色々なモノがありました。
ご両親の代から残っていたのかもしれないモノもありました。
いつからあったのかお客様も分からないモノが多かったです。
何十年も前に見たものもありました。
まだ使えるし家族が残したモノだから
壊れていないモノは手放しづらい!
まだ使えるモノも手放しづらい!
それがご両親の残したモノなら、なおさら手放すことは難しい。
「もう使わないから…」と簡単には決められません。
全部はいらない。でも少しは残しておきたい。
この少しが実は手ごわくて曲者なんです。
一緒に見ていて、自分のモノより、家族が遺したモノの方が手ごわいのかもしれないと感じました。
自分のモノなら「これは好きだから残す」と選べても、家族のモノは自分の好みだけでは決めにくい。
好みは関係ないのかもしれません。
好みではなくて家族が使っていたモノという想い出があるんです。
だから手放せない。当然ですよね。
同じようなザルがいくつもあったとしても、全部手放す必要はありません。
残したいものを選んで持っておくのもいいと思います。
30袋という数字より
2回の片付けで手放したモノは45Lのゴミ袋で30袋分になりました。
これってすごい量です。
燃えるゴミ。燃えないゴミ。分別をしての30袋です。
数字にすると大きいけれど、私がいちばん伝えたいのは、たくさん捨てたということではありません。
一つずつ見て、迷いながら、これからも持っていたいモノと残したいモノを自分で選んだことです。
自分で選ぶことが大事です。
私は見届ける役目です。
お客様に捨てるように促すことはありません。
たまに…とっても汚れていたり、食べ物の賞味期限が何年も前のモノに関しては「これは手放していいですか?」と聞きます。
口に入れる食品に関しては、気を付けるようにしています。
こんなにキレイになったのは何十年ぶり⁉
作業が終わったあと
「こんなにきれいになったのは何十年ぶりだろう。うれしい」
「一人ではできなかったから、来てもらえて本当によかった」
と話してくださいました。
その言葉を聞いて、一人ではなかなか動かせなかった場所も、誰かと一緒なら進められることがあるんだなと思いました。
私は、無理に捨ててもらうために伺っているわけではありません。
迷うモノは一緒に考えながら、そのお家でこれからも大切にしたいモノを選んでいけたらと思っています。


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