終活セミナーで伝えたい3つの大事な事
家事代行歴3年。家事代行回数200回。現役のプロ家事代行で整理収納アドバイザーのpoliteliving MEIです。
静岡県東部を中心に家事代行と片づけのお手伝い、そして終活セミナーを開催しております。
終活セミナーは主に公民館で行っております。
静岡県富士宮市在住の方。終活に興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
今回は終活アドバイザー/遺品整理士として終活セミナーを通して伝えてきたことをお話します。
- 終活をしたいけど何をしたらいいのか分からない
- やらなきゃいけないと思ってるんだけどなかなかできない
こんなお悩みを抱える方が多いように感じます。
私の終活セミナーでは受講者様に必ず「皆さまは本日、終活の第一歩を踏み出しました。本日、1つだけ終活に関する何を持って帰ってください。今日は、それだけでいいんです。」とお伝えします。
終活のことが分からなくて知らないからセミナーに来てくださっているのです。
まずは終活を知ることから始める。素晴らしいのです。
だからこそ、まずは終活を知ることから始めましょう。という事なんです。
終活の始め方についてはコチラの記事も参考にしてください↓https://politeliving2022.com/seizennseiri/
終活を始めるために大事なことは
- やりたい事リストを作成すること
- まずはエンディングノートを書いてみる
- できることから始めてみる(やりたい事から始める)
詳しくお話していきます。
大事な事① やりたい事リストを作成すること
ふーちゃん。終活を始めましょう。
え?何をするの?
そう思うよね。多くの方が「終活を始めましょう」と言われても何をすればいいのか分からないのね。私はまず、やりたい事リストを作成しましょう。とお話するの。
終活という言葉は知っているし、何となくやることも想像できる。でも実際に始めようと思ったら、何をすればいいのでしょうか?
「終活をただ始めましょう。」と言われても多くの方が混乱します。
何をすればいいのか分からない方がほとんどなのです。
私の終活セミナーでは「終活を始める時に最初にやることとしてやりたい事リストを作成しましょう。」とお伝えします。
人生100年時代です。終活を始めたから人生の終わりが見えるわけではありません。
自分の人生の終わりが分かるわけがないのです。
それでも誰もが終わりを。その時を迎えます。
自分の家族であったり。親しい友人であったり。お世話になった人であったり。
誰もがその時を迎えます。
でも。
その時まで人生は続くのです。私たちはその時まで生きているのです。
だから、やりたいことをやりましょう!とお伝えします。
やりたいことは小さな事でいい
やりたいことと一言で言ってもイマイチ想像できないと思います。
どんな事でもいいんです。大きなことでも小さなことでもいいんです。
- 終活を始める
- エンディングノートを書く
- 習い事を始める
- 車を購入する
- 家を建てる
- 趣味を始める
- ダイエットする
などなど。
夢。やりたいこと。やってみたいこと。やってみたかったこと。どんなことでもいいんです。
やりたいことリスト100を目指して書いてみましょう。
自分のやりたいことを100個書くのって意外と難しいです。
それでも目標があった方が書きやすいので、100個を目指しましょう。
言葉にすると簡単ですが、実際には50個くらいから書くことに困ってしまうかもしれません。
実際に私は50個で1回目を終了しました。
書くことが大変になってしまったので、思いついたら書き足すようにしています。
エンディングノートもそうですが、同じ日に全部を書く必要はありません。
できることから始めればいいのです。自分ができることから始めましょう。
日常生活の目標でもOKなのです。
とにかく自分がやってみたいと思ったことを書いていきましょう。
大事な事② エンディングノートを書いてみる
終活を始めるステップで分かりやすいのがエンディングノートを書くことです。
エンディングノートを書いていくことで必要なことが見えてくるのです。
そこで私は終活はエンディングノートを書くことからおススメしています。
お姉ちゃん。エンディングノートってどうやって書くの?
まずはエンディングノートを選ぶことから始めるの。
終活を始めよう。エンディングノートを書こう。そう思った時。何から始めるかという事ですが。
エンディングノートがないと書けないですよね。
エンディングノートから始める場合、エンディングノートを手に入れることから始めます。
そしてエンディングノートを手に入れるために、まずはエンディングノートを選ばなければならないのです。
選ぶ為にはエンディングノートに必要なことを知る必要があります。
最初にお伝えしたいのは自分に合ったエンディングノートを選ぼう。ということです。
エンディングノートに必要なことは、次の2つです。
- 遺された家族が迷わずに動けるための情報
- 思い出と記録
2つについてお話します。
遺された家族が迷わずに動けるための情報
遺された家族が迷わず動けるための情報は自分の情報をまとめて家族が困らないようにします。
自分が何気なく使っている自分の情報って家族が知らないことが多いのです。
例えば、「クレジットカードの枚数を家族はすべて知っていますか?」とセミナーで受講者の皆様に質問するとほとんどの方が首を横に振ります。
盲点のような感じで気付かれる方が多いのです。
クレジットカードを持っていることが分かっていれば止めることもできます。
スマホの起動のパスコード。これも重要です。
友人知人の連絡先がすべてスマホの場合、パスワードが分からなければ連絡を取りたい人と取れないこともあるかもしれません。
連絡先の一覧を作成しておけばいいのですが、連絡先の一覧がない場合はスマホが頼りです。
パスコードやパスワードを口頭で教える必要はありませんが、メモをして置いておく必要があります。
そして信頼できる人が見られるように保管しておくことが重要です。
他にも細かく見ていくと自分が何気なく使っていると忘れていることは多いので1つずつ見ていく必要があります。
販売されているエンディングノートには最低限の情報を記入することができるので、本屋さんや文房具売り場に行って探してみると良いでしょう。
自分の思い出を遺すこと
2つ目は自分の思い出を遺すこと。
例えば自分の人生のアルバムを作る。自分の人生を記録として本にする。
思い出を残したい人におススメです。
自己満足と思われるかもしれませんが、自己満足、万歳。と私は思います。
自分の人生を振り返って、良いことも悪いことも自分の中で整理していくことって、自分の人生を歩んでいくために、とっても大切です。
色んなことに区切りをつけて、心をスッキリさせて自分の人生を考える。
そんな風に終活を始めてほしいと願っているんです。
これからの人生を自分らしく生きるための終活です。
前向きな気持ちで終活に向かいましょう。
自分の思い出を残しておくことで遺された家族が思い出を振り返る機会もあるはずです。
それは遺された家族にとっても素敵なことですよね。
自分が家族に遺せるのが何なのか。家族を想う事。何だか素敵な気がしませんか?
2つのことを踏まえてエンディングノートを手に入れます。
エンディングノートを手に入れる方法
どんなエンディングノートの種類があるのか?手に入れる方法はいくつかあります。
- 市販のエンディングノートを購入する
- インターネットで入手する
- 終活セミナーや葬儀場の見学などに参加する
- 地域で発行しているエンディングノートをもらう
- 自作する
手に入れる方法はこんな感じです。
私がお伝えしたいのは自分に合ったエンディングノートを選ぼう。ということです。
1.市販のエンディングノートを購入する
まずは市販のモノを購入する。
書店や文房具売り場に行くと終活関連の売り場があると思います。
エンディングノートの種類は多いと思います。
大きな書店になればなるほど種類が増えますので、小さな書店の方が悩まないのではないか?と思うほど、エンディングノートの種類は多いんです。
本当に多くの方がエンディングノートを出しているんだな。と感動します。
その分、悩むんですけどね。どれがいいのか?悩むと思います。
実際に違いがあるのかというと大した違いはないように感じます。
だから個人的には表紙や見た目。中の文字の雰囲気などで選んでもいいかな?と思います。
自分好みの表紙や自体などで選んでもいいでしょう。
結局は自分が気に入ったものが一番なのです。
2. インターネットで入手する
市販のモノを購入する前にインターネットでどんなモノがあるのか見てみるのも良いでしょう。
「エンディングノート 無料」で打ち込むと色んなエンディングノートが無料でダウンロードできます。
少し雰囲気を見てみるのもいいかと思います。
終活関連の団体が色々な情報を載せているのを呼んでみるのも良いでしょう。
インターネットでダウンロードして必要なページだけ印刷してファイリングしていくのもOKです。
インターネットで入手した場合、パソコンで打ち込むことが出来るので手書きより少しだけラクかもしれません。
でもすべての情報を打ち込まないでくださいね。
個人情報なので、できれば手書きの方が安心です。
3. 終活セミナーや葬儀場の見学に参加する
終活関連のセミナーや葬儀場の見学に参加することでエンディングノートがもらえることもあります。
終活セミナーだと終活関連の団体が主催しています。
団体から出しているエンディングノートを無料配布していたり、その場で購入できたりします。
セミナーなので、気になったことを質問したり、エンディングノートの内容について質問することが出来るので、おススメです。
また葬儀場の見学で無料で配布していることもあります。
葬儀場の見学なので葬儀に関することは記入することも出来ますし、家族と行く場合は、自分の希望を何気なく伝えることも出来るので素敵です。
機会があれば、見学に行ってみると良いでしょう。
4. 地域で発行しているエンディングノートをもらう
私の住む富士宮市では、市で発行しているエンディングノートを公民館や市役所で無料配布しています。
公民館で終活セミナーを開催する場合は、そのエンディングノートを配布して、内容を一緒に見ていきます。
質問なども受け付けますし、足りない情報を足すようにアドバイスします。
必要最低限の情報を記入できるのでエンディングノートを書き始める初心者向けかもしれません。
自分の住む自治体を調べれば、終活に関する情報と一緒にエンディングノートも手に入れることが出来るかもしれません。
是非、一度調べて見てください。
5. 自作する
エンディングノート。手に入れられそうですか?
必要なことを記入するだけなので自作することもできますよ。
自分のお気に入りのノートを購入して、自分の情報を記入していきます。
書き方があるわけではありません。
必要な情報があれば良いのです。考えすぎることなく気楽な気持ちで作成していきましょう。
エンディングノートを自作してみたいけど1人では不安でしたら、下のサイト。ココナラでサービスを展開しております。
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まとめ
終活を始める時に重要なのは、もちろん家族のためでもありますが、自分の気持ちを大事にしていきましょう。
自分が家族のために遺したいことを遺していきましょう。
何よりも自分の人生を自分で彩るために。楽しく過ごしていけるように。
そのために終活を始めましょう。
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