静岡県富士宮市在住の整理収納アドバイザーの家事代行さんのpoliteliving MEIです。
家事代行6年目に入り、家事代行回数400回超えの家事代行さんとしてお客様のお家に伺っています。お片づけのお家も100件を越えました!
私が整理収納アドバイザーになってから8年目に入り、やっと仕事が出来るようになった実感があります。
そしてここに来るまでの道程や葛藤や悩みを綴っていきたいと思います。
整理収納アドバイザーの資格を取得して、悩んでいる整理収納アドバイザーのたまごさんに何かを届けたい。との想いが強くなりブログに書いていこうと思います。
何も正しいことはありません。私がやって来たことを書いていくので私見が入ります。
私は整理収納アドバイザーですが、家事代行さんでもあります。
どちらも好きなので、手放すことはないと思います。片づけも掃除も好きな方なら家事代行は天職です。
片づけだけをしたいアドバイザーたまごさんも何かヒントになれば嬉しいです。
整理収納だけではお家を心地よい空間にできません。掃除だけではお家を心地よい清潔な空間にすることが出来ません。両方大事なんです。
そう思うので、私は両方出来る整理収納アドバイザーでありたいと思います。
たまごさんは現場に出たい!経験したい!
整理収納アドバイザーの資格を取得した直後に仕事がある訳ではないとお話してきました。
資格を取得したからお仕事がある訳ではないんです。そして仕事がないから現場経験がないんです。
整理収納アドバイザーのたまごさんたちは全員が現場経験を積みたい!と思っているのではないでしょうか?
現場で経験を積んで仕事をしたいと思っている方が多いのではないでしょうか。または片づけの現場を見たいと思っている方も多いのではないでしょうか。
私自身も経験がなかったので片づけの現場に出たいと思っていたし経験したいと思っていました。
だから知り合いに頼んだこともありますし、アドバイザーの集まりには積極的に参加していました。
でも片づけのアシスタントに呼んでもらえることはありませんでした。
すぐにコロナ過に入ったという事もあり、現場経験を積む機会はほとんどありませんでした。
なので、結論から言うと現場経験を積める場所はないです。
家事代行の会社に入るか整理収納アドバイザーの会社に入るかどちらかです。それが一番の近道です。
家事代行の会社か整理収納アドバイザーのスタッフになるのが近道
会社に入れば一から経験を積んで教えてもらえます。
ちゃんと最初から教えてもらえるので安心です。ある意味、アシスタントで入るよりしっかり教えてもらえると思います。
地方のアドバイザーにとってはハードルが高いです。需要が多い地域では会社もありますが、需要の少ない地方では難しいのが現実です。
家事代行の会社はあっても整理収納アドバイザーの片付け専門の会社はほとんどないからです。
家事代行の会社であれば地方でも需要があるので仕事はあります。
片づけ専門ではないためお掃除や料理をする必要があります。
家事代行は地方での需要が伸びています。だから仕事はあります。
片づけだけをしたい方にとっては方向性が違うかもしれません。そこをどう考えるかはあなた次第です。
家事代行と片づけを分けて考えるのであれば無理かもしれません。
片づけだけをしたいのであれば、自分をプロデュースしてブランディングをしっかりして集客をしましょう。
経験を積めなくてもやろうと思えばいくらでも出来ます。
現場い経験を積みたいからアシスタントで呼んで欲しい!は大間違い
経験を積みたいからアシスタントで呼んで欲しい。という考えが間違いです。
もちろん軽い気持ちでそう思っているわけではなくて、本当に純粋に現場を経験したい。片づけたいという想いからだという事はよく分かります。
経験を積みたい!その気持ちは痛いほど分かります。現場を経験しないと怖いですよね。
何をしたらいいのか分からない。どうしたらいいのか分からない。だから先輩の現場に入りたい。
現場で色々と教えてもらいたい!と思うのも当然だと思います。
ちゃんと教えてもらってから仕事をしたいですよね?私もそう思っていたので気持ちは分かります。
でもね?それは無理ですよ。とっても甘い考えですよ。
簡単に現場に呼んでもらえるわけがないんです。実際に私も今後、アシスタントを入れることはありません。
なぜかと言うととても大変だから!です。
自分のお客様の現場にアシスタントを入れることは全責任を1人で負うことになるのです。
- お客様への価格の交渉
- アシスタントが入ることの段取り
- アシスタントの人間性に責任を持つ
- お客様とアシスタントの相性にも責任を持つ
- アシスタントの行動に全責任を負う
ということになるのです。
お客様への価格の交渉
アシスタントを入れるという事はアシスタントの時給をお客様に出していただくことになります。
もちろんお客様の方から増員をお願いされれば問題ありません。
ですが、個人で整理収納をしている場合、片づけを早く終わらせたいからスタッフ増員。整理収納アドバイザーの仲間を入れたい。と思っても自分の頂いている料金から出すというのは控えたいですよね。
そうなるとお客様に交渉する必要があります。何人まで入れてOKなのか。
お客様からの信頼がある場合は、それなりに話しやすいと思いますが、急に人数が増えたり価格を人数分…言い出しづらいですし、お客様も考えちゃいますよね。
1人じゃ出来ないの?という目で見られるのも悲しいですよね。
信頼があって色んなお話をしてからであっても価格の交渉は気を使いますし、お客様の予算もあります。
とりあえず早く終わらせたいから人を増やせるだけ増やすことは出来ません。色んな交渉は大変なんですよ。
現場に入りたい!と思っているたまごさんたちはこのことを知っているのでしょうか?知らないですよね?
アシスタントが入ることの段取り
片づけの作業はお客様にとって負担の大きい事です。ただでさえ散らかっているお家に他人を入れるだけでもストレスを抱えています。
そしてモノの選別はかなりのストレスです。本当に大変なことです。
そこに何人もの整理収納アドバイザーがアシスタントとして来て、「これは要りますか?要りませんか?」みたいな感じで聞き出したら大変ですよね。
モノを捨てることが苦手な方にとってはストレスでしかないのです。
そこをクリアするためにお客様とのコミュニケーションを潤滑に取り、私という信頼の元にお客様に安心を与えます。
そして段取りを組みます。アシスタントを入れる前に入念な計画を立てて見直して、お客様に連絡を取ります。
お客様がストレスを感じないようにするためにはどうしたら良いか考えます。お客様の性格を考えてアシスタントに伝えます。
アシスタントにも同様に情報を伝えて共有します。共有しないと当日、動けなくなるからです。
この時点で私の仕事はいつもの何倍にもなっています。自分1人ならここまで考える必要はないのです。
アシスタントの人間性に責任を持つ
お客様はどんな人が来るのか不安でしかないと思います。
ですが、私の信頼があってアシスタントを入れることに興味を持ってくださいます。
私が言っているからアシスタントを入れた方が良いのかもしれない。と思うのかもしれません。
だから私にはアシスタントを入れる責任があるのです。
どんな人間なのか予めお客様にはお伝えします。
ある程度の年代や整理収納アドバイザーであることも伝えます。
私がある程度、信頼しているので大丈夫ですよ。という事を伝えて安心してもらうのです。
お客様とアシスタントの相性にも責任を持つ
アシスタントがどれだけ良い人でも相性はあります。こればかりはどうにも出来ないのです。
なので、作業が終わった後、帰宅してからお客様に今日の作業のアシスタントはどうだったか?
また呼んでも良いか?という事は確認しますし、不快な想いはなかったかなど確認します。
言いづらい事もあるかと思いますが、その後も呼んでもらえれば大丈夫だったと思えるので、そこで判断します。
そこまで私の責任だと思っているのです。
アシスタントの行動に全責任を負う
ここまでお話してきて分かると思いますが、私はアシスタントの行動のすべてに責任を持ち作業に入ります。
アシスタントに来てもらうのだから、アシスタントの方にも作業しやすい環境を作らないといけない…と思っていました。
だから、とっても疲れました。本当に疲れたんです。
「アシスタントで呼んでもらうのがベストだと思います」と言った方がいました。
その言葉を聞いた時に、アシスタントで来る方はお客さんなんだと感じました。
アシスタントで入る方は、どこに責任を持って作業をして学んでいるんだろう?と純粋に思いました。
どこにも責任はないんです。その事を痛感しました。
だから私は今後、アシスタントを入れることはありません。
入れるならアシスタントではなく本当に現場に出たいたまごさんにアシスタント代なして勉強してもらいます。
私の指示のもとに動くこと前提で教えるので、そういう状況下でのスタッフを入れることはあると思います。
または私が本当に信頼する仲間にお願いすることはあると思います。
ですが、それ以外ではアシスタントを呼ぶことはありません。
お客様は誰を選んだのでしょう?
お客様はアシスタントではなく私に依頼をしたのです。
お客様は私を選んでくださったのです。その事を覚えていてほしいです。
アシスタントの行動により、信頼を失うこともあり得るのです。
それを覚悟して責任を持って…それでもアシスタントを入れることにメリットがあると思っていました。
もちろんメリットもあります。ですが、その責任は重いんですよ。
だから簡単にアシスタントに呼んでもらえると思わないでくださいね。
本当に片づけを仕事にしたくて現場を経験したいのであれば、自分のお客様を探しましょう。
すべて自己責任です。自分のお客様であれば、責任をかんじますよね。
または先輩アドバイザーに信頼されるくらい気に入られましょう。
自分から動きましょう。働きかけましょう。自分をアピールしましょう。
それくらい行動をしましょう。その先に信頼と仕事があります。
チームを立ち上げました
それでも数人で作業をすることで効率が上がることは確実です。
整理収納アドバイザー数人で作業するだけで効率よくお家を整えることが出来るんです。
だから私はアシスタントという立場ではなく対等に責任を持ち作業できる人間を探していました。
そしてチームを立ち上げました。
チームについては今後、お伝えしていきたいと思います。
まだ始まったばかりのチームです。ですが今後が楽しみです。
思い付きで始めたようなところもありますが、2人で同じ方向を向いて、お互いの得意を活かして行動していきたいと思います。
整理収納アドバイザーのたまごさんへ
整理収納アドバイザーの資格を取得して何をしたら良いのか悩んでいるたまごさんがいれば、相談に乗ります。
私の話で良ければいくらでもお話します。
整理収納アドバイザー向けのコンサルを始めますので、モニター募集しています。
是非、お気軽にお問合せください。
まだまだ、これから作っていくオンラインレッスンですが、始めながら作っていくので、気になれば遠慮なくお問い合わせください。
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