片付けてもまた散らかる!それでもいい|整理収納サポートを3年続けて思うこと

整理収納

「片付けても、しばらくするとまた散らかってしまう」
「一度きれいにしたのに、また元に戻ってしまった」

そんなことに悩んだり、自分を責めたりする方もいると思う。

でも私は整理収納アドバイザーとしてお客様のお家に伺う中で、最近、本気で思うことがある。

一緒に片付けたお家が、また散らかってもいい

「自分で維持できるようになること」がゴールじゃなくてもいい。

また私が行けばいい。定期的に私がリセットに入る。
それで良いと思っている。

昔は、お客様が自分の家を整えられるようになる方が良いと思っていた。

もちろん、自分で維持できるのが良いとも思う。

でも年齢を重ねれば、掃除も大変になる。片付けも大変になる。

年齢だけじゃなく、仕事が忙しかったり、家事や育児に追われていたら、気持ちはあってもできないことなんてたくさんある。

そんな現実をお客様のお家で見てきて、自分で維持することがすべてじゃない!

そう思うようになった。

定期的にリセットに入って3年目のお客様

2年前に初めてご依頼を受けたお客様。

最初は私1人で入ったけれど、モノの量とお家の広さを見て、お客様に提案したのは、整理収納アドバイザーを数名入れることだった。

お客様に了承をいただき、私を含めて3名の整理収納アドバイザーで片付けに入った。

最初の3回は私1人で、4時間×3回。
その後、3名の整理収納アドバイザーで、4時間×5回。
合計32時間。


ここまでで4か月くらい。それでも片付いたのは、家全体の4割くらいだった。
モノも多かったし、書類も大量にあった。

4か月で全部終わらせることはできなかった。

ある程度片付いたところで、もう少しゆっくり進めていくことになった。

それからは私1人で1回4時間。
2か月に一度の頻度でリセットに入ることになった。

ダイニングテーブルに溜まる書類

お客様の悩みのひとつが、ダイニングテーブルに書類が溜まってしまうこと。

でも書類は、自分で見直したい。

だから時間がかかるし、テーブルに山積みになる。

半年くらい経った頃、あまりにもテーブルの書類が多くなってきたので、月1回のリセットを提案した。

お客様にも納得していただき、今は月1回リセットに入っている。

「私がいると片付けられる」

今でもテーブルの上に書類が山積みになっていることもある。
でも私は、そのテーブルを片付けない。

お客様が「書類は自分でやる」と言うから。

だから私は、その間に水回りを掃除する。
私がお風呂やキッチンを掃除している横で、お客様は自分でテーブルを片付けていく。

一人だとなかなか手をつけられない。

でも、私がリセットに来るとできる。

一緒に掃除と片付けをすると、やる気になってできる。

お客様がそう言って喜んでくださる。

それは私にとっても、とても嬉しいことだった。

私自身、「一人ではできなくても、誰かがいるとできることもあるんだ」と、この仕事を通して知った。

3年目、ようやく大量の書類整理へ

そんなお付き合いも3年目に入った。

少しずつ、少しずつ家は整ってきた。

そして今、ようやく大量に残っていた書類に手をつけ始めている。

お客様は書類を整理するのが苦手。

書類は大事なモノに見えやすい。

だから何度か見直さないと、手放せないことも多い。

ひと部屋がほとんど書類で埋まっているほどの量がある。

その書類に「手をつけてみよう」という気持ちになってもらえたことが、私は嬉しかった。

2年前に「32時間かけても4割しか片付かなかった家」が、時間をかけながら少しずつ変わっている。

私は、それでいいと思っている。

片付けだけじゃなく、家を回したい

私がこれからやりたいのは、片付けだけじゃない。

掃除だけでもない。
家事だけでもない。

その時、その日、そのお家に必要なことをする。

片付けが必要なら一緒に片付ける。

水回りが気になっているなら掃除する。

お客様が自分で片付けたい日なら、その間に私は別の家事をする。

一度きれいにした家を、自分だけで維持できなくてもいい。

暮らしていれば散らかる。

忙しい時もある。
できない時だってある。

そんなときは、また私がリセットに入ればいい。

「自分でできるようにする人」ではなく、

「自分だけでは回らないときに、一緒に家事を回す人」でいたい。

それが今の私が思う「家事サポートさん」なのかもしれない。

片付けて終わりじゃない。

その先の暮らしも、一緒に見ていきたい。

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